池袋の中華料理「楊(ヤン)」グルメレポ!
池袋駅西口から徒歩5分の中華料理『楊 (ヤン)』のレポート記事です。
ココ『楊 (ヤン)』は、池袋に3店舗(2号店・3号店・別館店)構える中華料理屋さんですが、ドラマ版「孤独のグルメ」のシーズン1のエピソード3の中で『四川流汁なし坦々麺』が紹介されたお店です。
- 孤独のグルメで紹介された「四川流の汁なし坦々麺」を食べてみたい方
- 池袋で、電流が走るほど強烈に痺れる辛さがウマい「麻婆豆腐」を始めとした、絶品中華料理を楽しみたい方
外観写真
筆者は家から一番近いという理由で『楊 (ヤン)』の3号店にお邪魔致しました。
いかにも「本場の中華料理が食べれるお店!」といった年季の入った佇まいで営業されています。
店内の雰囲気
店内も外観同様、「ザ・中華」と言った雰囲気で、軽い中国旅行気分が味わえるような感じです。
テーブル席に加えて、カウンター席も多めに用意されているので、一人利用でも気兼ねなく利用できると思います。
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料理レポート
汁なし坦々麺(800円)
ココ『楊 (ヤン)』に来たら、もちろん「孤独のグルメ」で五郎さんも食べた「汁なし坦々麺」を食べないわけにはいきません。
中華料理なのに、イタリアの国旗のようなカラーグラディエーションで、見た目も鮮やかな一品です。
坦々麺なので、よく混ぜ混ぜして食べることになりますが、混ぜているうちに山椒と唐辛子の刺激的な蒸気がフワーッと立ち込めてきます。
刺激的な蒸気の香りで警戒しながら食べてみましたが、意外と白ゴマペーストの甘さがパワフルで、山椒と唐辛子・ラー油の痺びれる辛さはあるものの、どちらかというと味覚の中では「甘さ」が一番先頭を走っていきます。
(とはいえ、もちろん後から少しずつ舌がアツーく、痺れる感覚が出てきますw)
そして、麺がまた日本のラーメンとはまた違うアルデンテ状でコシが強めながら、モッチモチしていて、甘く痺れる辛さ溢れる坦々ソースに良く合います。
また、この「汁なし坦々麺」と「黒酢」が恐ろしいほど相性が良く、魔法のような化学反応を起こして旨味成分を増幅してくれます。
あまり入れ過ぎるとむせる程酸味の強い黒酢が置いてあるので、少しずつ調整しながら味変化を楽しみましょう。
四川風 麻婆豆腐(890円)
思いの他、「汁なし坦々麺」の辛さが心地よかったので、「四川山椒が強烈」とメニュー表にも注意書きがされていた「四川風 麻婆豆腐」もオーダーしてみました。
目の前に配膳された時点で、目が少し痛くなるほどスパイシーで強烈な蒸気が出ています。
スプーンで麻婆豆腐をすくうと、より山椒と唐辛子の刺激的な香りがより強く際立ちます。
あまりに香りが強いので、スプーンを口に運ぶ瞬間に、ジェットコースターに乗る前のような緊張感で胸がドキドキします・・・w
口に麻婆豆腐を入れた瞬間、電流が駆け巡るような、もしくは超強力な炭酸水を飲んだときのような、ビリリリッとした衝撃が口の中で発生します。
ただ、その衝撃は本当に最初の一瞬だけで、辛さはそんなに口の中に残り続けず、あとから豆腐と挽肉のコクの深い甘さが追いかけてきます。
粗びきされた四川山椒が散りばめられているので、ツブツブした食感もアクセントになっています。
腸詰め炒飯(950円)
麻婆豆腐を食べると、当然「炒飯」もセットで食べたくなるのが人間というものです。
そこで筆者が大好きな中国腸詰が散りばめられた「腸詰め炒飯」もオーダーしてみました。
本場中華料理店の炒飯は「パラパラタイプ」が多い気がしますが、ココ『楊 (ヤン)』の炒飯は中華ダシとラード脂がたっぷり効いた「しっとりタイプ」の炒飯です。
麻婆豆腐で舌が完全にビリビリ痺れた状態でも分かるほど、中華ダシとラード脂、腸詰めの深い甘さとウマさがわかる絶品炒飯です。
そしてもちろん、小皿に取り分けて「四川風 麻婆豆腐」とミックスさせて相乗効果を楽しむことも出来ます。
池袋の中華料理「楊(ヤン)」のまとめ
いままでいろいろな中華料理屋さんで中華料理を食べてきましたが、「麻婆豆腐」の電流が走るような強烈な痺れる辛さは始めて味わいました。
また、孤独のグルメでも紹介されただけあって、「四川流の汁なし坦々麺」は白ゴマペーストの深い甘さと、痺れる辛さのハーモニーが絶妙で、ほんとうに美味しかったです。
また、もちろん「炒飯」や他の中華料理も超絶品なので、池袋で中華料理を食べたいな~という時には、ココ『楊 (ヤン)』は絶対に候補に入れて頂きたいな~と願う名店です。
人気中華料理店なので、混雑しているタイミングもありますが、池袋には3店舗(2号店・3号店・別館)あるので、上手に活用しましょう。
池袋で「孤独のグルメ」で紹介された「汁なし坦々麺」を始めとした絶品中華料理を食べたい時には、ココ『楊 (ヤン)』を是非ご利用下さい!