池袋・向原のトリュフソース入りラーメン「志奈そば 田なか」グルメレポ!
池袋駅から徒歩15分、向原駅から徒歩5分のラーメン屋さん『志奈そば 田なか』のレポートです。
ココ『志奈そば 田なか』は、トリュフソース入りの贅沢で斬新なラーメンの他、1杯に煮干しを50匹以上使った重厚な煮干しラーメンが食べられる名店です。
なお以前は、鯵ダシのラーメンなどを提供していたようですが、2018年にメニューが一新されたようです。
- トリュフソース入りの贅沢で斬新ながら、完成された究極の醤油ラーメンを食べてみたい方
- 煮干しがたっぷり使われた重厚な煮干しラーメンを食べたい方
- 池袋駅から少し散歩がてら15分ほど歩いて美味しいラーメンを食べたい方
外観写真
『志奈そば 田なか』は、池袋サンシャインシティのすこし先の住宅街エリアで隠れ家的な雰囲気で営業しています。
大通りから少し入ったややいりくんだ路地にお店があるので、グーグルマップ片手に探しても最初は見つけるのに苦労するかもしれません。
店内の雰囲気
池袋駅から歩いて15分という場所にありながらも、食事時には店内はほぼ満席で活気があります。
混雑時には、接客担当のスタッフさんがサポートしてくださるので、接客も優しく居心地の良さを演出してくれます。
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料理レポート
特製煮干しトリュフそば(1,080円)
お店の一番推しているメニューが「特製煮干しトリュフそば(1,080円)」です。
ラーメン通の方なら、この透き通った透明感がありながらも、いい感じの油膜が張った醤油スープを見た瞬間、「はいはい、これ絶対美味しいヤツですね」と直感で分かるほど、イイ感じの見た目をしています。
まずはトリュフソースをなるべく混ぜずに醤油スープだけ飲んでみます。
透明感にある醤油スープから、優しいのに超強力な甘みと旨味が溢れてきます。
スキッと淡麗なのに、旨味成分はパンチがあり超濃厚な極上っぷりという絶妙な仕上がりです。
「特製煮干しトリュフそば」の麺は、パツンとした食感が楽しめるやや硬茹でされた極細のストレート麺です。
この状態でも十分最高に美味しい「醤油ラーメン」なのですが、もちろん「トリュフソース」を忘れるわけにはいきません。
ネギと一緒にチョコンと乗っかった黒いトリュフソースをまぜまぜしてから、ふたたび麺をすすってみます。
想像以上にトリュフの豊潤な香りとコクが加わって、和製の「醤油ラーメン」なのに突如としてイタリアンな風が吹き込んできます。
トリュフソースが加わることで上品な香りとコクがプラスされるのに驚きますが、決して「極上の醤油ラーメン」としてのバランスも崩れていません。
重濃煮干しそば(880円)
「特製煮干しトリュフそば」があまりに想像を超える美味しさだったので、翌日に再来して今度は「重濃煮干しそば」をオーダーしてみました。
さきほどの「特製煮干しトリュフそば」の淡麗な透き通った見た目のスープとはうって変わって、具材と表面にある麺がかろうじて見れるほど濁ったスープです。
かなりドロッと粘度があり、飲む前から「こりゃ~超濃厚な煮干しの味わいがガツンと来そうだ・・・」と予感させてくれます。
想像を超えるほど超濃厚な煮干しのパンチがあるスープで、煮干しのエグミや苦味も含めた旨味成分がたっぷり出ています。
決して、煮干しの良いところだけを抽出したスープではなく、エグミや苦味も含めて重厚で濃厚というクセが強いスープになっています。
スープの粘度がちょう濃厚でドロッとしているので、麺をすするときにはスープごとゴッソリ引き抜くような感覚で食べれます。
これだけ超濃厚でパンチのある煮干しスープですが、それでもこの細麺は負けずに麺としても美味しさ、甘さをしっかり出してくれます。
ラーメン「志奈そば 田なか」のまとめ
グルメブログを運営しているので、いままでいろいろなラーメンを食べてきましたが、正直その中でも屈指の美味しさを誇る極上のラーメンが食べられました。
高級食材「トリュフ」を使いながらも、具材たっぷりの「特製煮干しトリュフそば」が1,080円という比較的手ごろな値段なのも嬉しいポイントです。
また、万人に受ける仕上がりの「煮干しトリュフそば」とはうって変わって、煮干し好きを完全に狙いうちした「重濃煮干しそば」の超パンチのある煮干し感も本当に美味しかったです。
池袋駅からだと徒歩15分と結構歩く必要がありますが、ココ『志奈そば 田なか』のラーメンは歩いて食べに行く価値が十二分に詰まっています。