こんな方にオススメ
- 家系ラーメンのルーツを味わいたい方
- 家系ラーメンが大好きな方
- 行者ニンニクを始めとした色々な調味料で味変化を楽しみたい方
横浜の家系ラーメン総本山『吉村家』グルメレポ
横浜駅から徒歩6分ほどの家系ラーメン『吉村家』にお邪魔しました。
いまや家系ラーメンといえば、「醤油ラーメン」「味噌ラーメン」などと肩を並べるほどメジャーな全国津々浦々で食べられるラーメンの味ですが、『吉村家』は家系ラーメンの元祖であり、総本山となります。
食べログでも2019年4月時点で★3.61と高評価です。
食べてみるとやはり違った…美味い! こってりの中にあっさりがあって、あっさりの中にこってりがある。 自分でもよく分からない表現ですが、とにかく美味しい!
流石は横浜家系総本山、分家とは一味違います。 分家は節調味料等でマイルドな感じですが総本山は醤油のパンチの効いた節調味料等を一切使わないピーキーな感じでそれでいて塩っぱくなく癖のない動物性スープでこれぞ豚と言った感じです。
外観写真
週末ではありましたが、オープンの11時から数十分後には50人を超える長蛇の列ができていました。
家系ラーメンといえば、赤い看板に白文字というのが定着化していますが、もちろん総本山のトレンドカラーを踏襲したものです。
なお、『吉村家』では並ぶ前に食券を購入してから列に並ぶ仕組みとなります。
お一人で来店して食券を買わずに並んでしまうと、ワチャついてしまうので、しっかり事前の食券購入をしましょう。
ラーメンは家系ラーメンのみですが、トッピングは色々と用意されています。
どのトッピングも格安でコスパが良いです。
店内の雰囲気
50人以上並んでいても、店員さんの手際が非常に良く回転率が高めなので20~30分ほどで店内に入れます。
Post from RICOH THETA. #theta360 – 360度の写真
カウンター席の他、お座敷も用意されています。
お子様連れの場合はお座敷席に案内して貰えることが多いようです。
ラーメンレポート
ラーメンは、並盛が700円、中盛が810円、大盛りが910円という価格設定です。
まずはスープから頂きます。
醤油のカエシがキリッと効いていて、豚骨と鶏油が濃厚でパンチが強めのコクがあるスープです。それでいて、動物系のクサみが全くないのが素晴らしい!
元祖なので当然ですが、家系らしい濃い口でコッテリした味わいです。
麺も小麦の甘さがしっかりしたモッチプリです。
麺と一緒にスープをすすると、コッテリとしたラーメンのはずが濃さやクドさが気にならなくないのが不思議なバランスです。
チャーシューは燻製風でスモーク感のある味わいです。
炭火で焼いた焼き鳥のネギマに近い味わいといえば、一番味わいが伝わるかもしれません。
チャーシュー麺をオーダーしておけばよかった、と後から後悔の念が出てしまうほど美味しいですw
家系ラーメンといえば、ニンニクや豆板醤による味変化も特徴の一つですが、総本山『吉村家』でも、もちろん色々な調味料が用意されています。
少し他店と違うのは、「行者ニンニク」が用意されていること。
「行者ニンニク」は収穫できるまで5年はかかるという貴重なネギ科の植物です。
味わいはニンニクとネギの丁度中間といった感じで、ニンニクのスパイシーなパンチもありながら、香草っぽい風味もあります。
細切ネギ レポート
筆者は何度か『吉村家』に来店していますが、トッピングの中でも「細切ネギ(100円)」が超オススメです。
ピリリッと辛めの刺激的なネギと対照的に甘辛の味噌&豆板醤、ゴマ油で特徴的な逸品です。
ラーメンにトッピングせずとも、単体でもおつまみとして成立してしまうほど、しっかりとした味付けです。
ネギが苦手な方でなければ、絶対にトッピングすることをオススメ致します。
家系ラーメン総本山『吉村家』まとめ
いままで色々な家系ラーメンを食べてきましたが、やっぱり総本山『吉村家』の家系ラーメンはウマいなというのが率直な感想です。
基本的に、世の中は後発の方が研究やアレンジが加えられるので優位なことが多いですが、原点にして最強というのは、相当な力が無ければなし得ない偉業です。
また、50人以上の並ぶ超人気店でありながら、美味しいラーメンを提供し続けられるというのも素晴らしい!
家系ラーメンが好きだという方は、横浜まで足を運ぶ価値があります。
是非『吉村家』の元祖家系ラーメンをご賞味下さい!