こんな方におすすめ
- 荻窪ラーメンを代表するラーメンを食べたい方
- 昭和24年から続く超老舗のラーメンを食べたい方
- 荻窪駅から徒歩3分いないで美味しいご飯をサッと食べたい方
荻窪ラーメン「春木屋」グルメレポ!
荻窪駅から徒歩3分のラーメン屋さん『春木屋』のレポートです。
すでにご存じの方も多いかと思いますが、ココ『春木屋』は「荻窪ラーメン」の代表格的なお店です。
ちなみに、筆者は「荻窪ラーメン」ってそのそもなんぞや?という感じだったので、簡単に調べてみました。
「荻窪ラーメン」は戦後から荻窪駅で発展していったラーメン群の総称です。戦後当時、蕎麦屋さんからラーメン屋に転業する方が多かったようなので、「鰹節や煮干しといった魚介系スープが基本の和風で、濃口醤油を使用した濃い色のスープが特徴」とのことです。Wikiペディア参照
外観写真
春木屋は、レンガで囲まれたわりと無骨な雰囲気の店構えをしています。すこしトウフ屋さんっぽい雰囲気も入っているかな。
店内の雰囲気
『春木屋』は、カウンター席に加えて、奥に6人ほど座れるテーブル席が用意されています。
超老舗のラーメン店ですが、お店の中は清潔感があり、決して年季を感じるようなことはありません。
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中華そばレポート
一番オーソドックスな「中華そば」をオーダーしてみました。
油膜がギッシリ張られていて、熱々なのに湯気があまりたっていません。
スープは、かなりスキッと澄んでいて、レンゲですくった時点で淡麗な醤油味が想像できます。
コク深い「昔ながらの中華そばのスープ」という表現がピッタリくる味わいです。
それでいて、かなりキレのあるカツオダシが効いているので、決して古臭さは感じない仕上がりです。
『春木屋』の麺は、中太ちぢれ麺になりますが、スープの油膜がよく絡まる!
油と一体化したスープが麺といっしょに口の中にすすられてきて、甘くてモチモチの麺と一体感があって、非常に美味しい。
ちなみに卓上に「酢」が置かれていますが、『春木屋』の中華そばは「酢」がほんとうに相性が抜群です。
荻窪ラーメン「春木屋」のまとめ
昭和29年から続く超老舗のラーメン(中華そば)を堪能しましたが、古臭さを全く感じない絶品ラーメンでした。
特にキレのあるカツオの風味のかおるスープと、最後まで熱々の状態で楽しめるたっぷり油膜は、いろいろなラーメンを食べ歩いた筆者でも斬新さすら感じました。
どこか「昔懐かしい中華そば」風でありながら、現代風のラーメンとしても違和感がまったくない仕上がりは流石と言わざるを得ません。
荻窪駅で、「荻窪ラーメンの代表的なラーメン」が食べたくなった時には、是非『春木屋』をご利用下さい!